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注文住宅をローコストで建築するための11つのポイント

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注文住宅を建築してもうすぐ2年。

うちはユニバーサルホームの自由設計で注文住宅を建てました。価格は諸経費込みで約2,500万円。

最初の予算はもっと少なかったのですが、だんだんと高くなっていきました。

しかし新築一戸建ての家はとにかく高額です。費用だけをもっと抑えて、1,000万円代で建てられないだろうかと思うことも至極当然なこと。

今回は注文住宅の価格を『ローコスト』で安く建てるポイントをご紹介したいと思います。

1、設備・素材の選択

設備にこだわると建築費は数百万円は簡単にあがっていきます。

ということは逆にそこの選択を安いものにするとそれほど建築費は数百万円下がるのです。

建築費を節約するための設備

①屋根材・・・瓦よりガルバリウム
②外壁材・・・サイディング
③断熱材・・・グラスウール
④内壁材・・・ビニールクロス
⑤床材 ・・・合板フローリング
⑥窓  ・・・アルミサッシペアガラス
⑦水回り・・・オプションをつけない

その素材のメリットデメリット、良い悪いは度外視して、とにかく建築費を抑えて建てるためにはこれらの素材を使うことが安く建築できます。

 

2.間取りの工夫

素材を一番安いものを使用したとしても大きな家だと単純に高額な家になります。

⑧延べ床面積を小さくする

単純に小さい延床面積が小さいと建築費は安くなります。

⑨平屋より二階建て

基礎代は高額ポイントです。基礎を小さくするためには同じ延床面積でも二階建ての方が安いです。

⑩二階建てなら総二階

屋根材も高額ポイントです。屋根材や外壁を少なくするためには1階面積が大きくて2階の面積が小さくなるより総二階にして外壁も屋根も最小限にした方が安価です。

うちの家は総二階ではありません。リビングの一部と玄関の上には二階がないので1階に余分に瓦が必要となっています。

建築費とは話が逸れますが総二階の方が安定度も高くて安全らしいです。

 

3、パートナーの得意なものを

注文住宅を建てるためには建築会社さんが必要です。

それはハウスメーカー、工務店、建築士事務所など各々の事情により選択されると思います。

そのときパートナーとなった建築会社にきっと特色があるはずです。

⑪その得意としている部分は最大限に利用しましょう!

例えば気密性を売りにしているハウスメーカーさんにとにかく安くって言ったって限界があると思うんです。

例えば安さを売りにしているハウスメーカーにランニングコストが安いものをって言っても限界があると思うんです。

それなら最初からこうしてほしいっていうのを最大限に生かせるハウスメーカーを選択した方が理想的な家ができるはずなんです。

町の工務店も、付き合いのあるメーカーがあるはずなんです。

付き合いがあると値引き率もよくなります。

あのメーカーのあのお風呂がいいとかキッチンがいいとかこだわりがあってももしかしたら契約予定の工務店にそのメーカーとの付き合いがないかもしれません。

それならその工務店さんの付き合いのあるメーカーの方が絶対お得に仕入れられるはずなんです。

 

建築費と家にかかる費用はイコールではない

さてこれまでどうしたら建築費が抑えられるかを書いてきました。

上記に記入したものをすべて実践すると30坪で1,000万円代で建てることも可能だと思います。

しかし、とにかく安くと建築費を抑えると他の部分が高額になる可能性があります。

それはいわゆるランニングコスト。維持費です。

家は建ててそれで終わりではないですよね。

家を建てるとそこで何十年も暮らしていくわけです。

私が家にかかる費用というのはその家で暮らす総額だと思います。

建築費+維持費+光熱費等

建築費をどれだけ安くしても10年置きに修繕費が100万円かかってもいいのでしょうか。光熱費を1.5倍かかる家でもいいのでしょうか。

最初は私もなんでもいいからとにかく安く、と思っていたのですが色々調べると最初に建築費をかけてものちのちお得になるのでは?と結局うちは37坪で2,500万円の家になったのです。

そのような話はまた別記事で。

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