年末も差し迫った中こういう記事を書くことにも迷いましたが、実際のところを正直にお伝えしたくて。
7月の西日本豪雨で被災しました。
氾濫した川の水が一階の天井まで浸水して、家は全壊認定を受けました。
もちろん罹災証明も発行されます。
一階水没
http://nattokuietukuri.com/archives/10492401.html
そのときの写真がこちら。
被災した家は取り壊されて更地になっています。
今回の西日本豪雨は激甚災害に認定されたこともあって、『被災者生活再建支援法』というものが適応されました。
基礎支援均が100万円。
住宅を再建させる人は加算金200万円が支援されます。
※単身世帯は75%
大変助かる制度ですが、私たちはこの支援金はいただいておりません。
それは世帯主でなかったからです。
この制度は世帯主にあてて支給されます。
被災した家は主人の生家で、私たちは結婚当初から同居をしていました。
そのときに世帯分離をしていたら良かったのですが主人が新しい世帯主になったわけではなく、義両親の世帯内に入ったかたちになっていました。
このあたりの手続きは主人に任せていたことと、昔の話なのでよく覚えていません・・・
なのでもし同棲等で籍が分かれていてしかし同じ家に住んでいたら2倍出ます。
そしてこのたび義捐金も分配もあるようなのですが、こちらも私たちには支給されないそうです。
同じく世帯主ではなかったから。
私たちには支援されませんでしたが、とはいえ全国のみなさまのお心遣いとても感謝しております。
正直支援金も義捐金もあったら助かりましたがなくて当たり前だと思って家を建てておりますので、誰かに恨みつらみを言うつもりは一切ありません。
世帯分離をしていなかったら支援も義捐もありません。
被災などしないことが一番ですが、もしこれから同じ住所で同居等をお考えの方がおられましたら世帯分離についても一度考えてみてください。
いざというときに助かるOR困ることになるかもしれません。
ちなみに今は義両親と私たち家族は別々の家に避難していることもあって当然別の世帯となっております。
そんな西日本豪雨のその後の話でした。